民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)は8日大引け後、2022年7月の新車販売台数が前年同月比24%増の12万2600台だったと発表した。うち、50%出資のLynk & Coは18%減の1万5000台。21年10月に納車が始まった高級電気自動車(EV)ブランドのZEEKRは5000台、22年1月に営業を開始した50%出資の睿藍汽車は5400台だった。
新エネルギー車は急成長しており、電池駆動EV(BEV)が349%増の2万2200台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が365%増の9900台、ハイブリッド車(HEV)が4600台だった。地域別では、中国本土が19%増の10万9500台、輸出は87%増の1万3200台。
1−7月累計の販売台数は前年同期比1%増の73万6500台となった。うち、電池駆動EVが475%増の10万8000台、プラグインハイブリッド車が228%増の3万3800台、ハイブリッド車が1万3700台だった。
販売台数とは別に、欧州のサブスクリプション(定額課金)契約顧客への7月のLynk & Co納車台数が200台だった。1−7月累計では6500台となった。
吉利汽車の8日終値は前日比0.34%安の17.78HKドル。