2022-08-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続伸、前日の米株高を好感 ネット株に買い
4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.45%高の20054.46ポイントだった。中国企業指数は1.51%高の6838.72ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で508億3000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の20000ポイントを回復し、同水準を守って堅調に推移した。前日のNY市場で米国の景気後退(リセッション)への警戒感が後退し、ダウ平均など主要3株価指数がそろって大幅に反発した流れを引き継いだ。ペロシ米下院議長が3日に台湾を出発したことで、中国と米国の対立が激化するとの懸念がひとまず和らいだもよう。
個別では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)やJDドットコム(
09618)、美団(
03690)、テンセント(
00700)が買われ、相場の上昇を主導。アリババ集団子会社の阿里健康(
00241)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、電動工具メーカーの創科実業(
00669)も大幅高となった。半面、海運の東方海外(
00316)、乳製品の中国蒙牛乳業(
02319)、オンラインゲームのネットイース(
09999)が反落している。