2022-07-11 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、ハイテク株・カジノ株が安い
週明け11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。中国が「ゼロコロナ」政策の下で行動制限などの防疫対策が厳格になれば景気後退リスク高まるとの見方から、幅広いセクターで売りが先行。6月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げも改めて意識されたもよう。
指数は日本時間午前10時35分現在、前営業日比1.66%安の21364.06ポイントで推移している。個別では、金利上昇局面で売られやすいハイテク株の美団(
03690)やアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)、テンセント(
00700)がそろって下落。カジノ株の銀河娯楽(
00027)とサンズ・チャイナ(
01928)も安い。マカオ政府がきょうから1週間、商工業活動に従事する全ての企業と場所の営業を停止するよう指示し、嫌気した売りが出た。一方、都市ガスの新奥能源(
02688)が逆行高。