2022-07-05 |
香港/投資判断/繊維・アパレル |
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スポーツ用品セクター、トップピックに安踏体育用品と李寧=クレディ・スイス
クレディ・スイスは最新リポートで、中国のスポーツ用品セクターについて、短期的な下行を経て新たなシグナルが見え始めているとの見方を示した。店舗の一時閉鎖や人流の大幅減など、4−5月は業界にとってここ2年間でもっとも暗い時期だったとした。『AAストックス』が5日伝えた。
上海のロックダウン(都市封鎖)が解除された後、6月の販売データが強い内容だったほか、政策緩和が消費者と市場のマインドの改善につながっていると指摘。主要都市で新たなロックダウンが実施されなければ、スポーツ用品セクターのファンダメンタルズは下期に次第に改善すると予想した。
個別では、安踏体育用品(
02020)と李寧(
02331)をセクタートップピックに選定。投資判断をともに「アウトパフォーム」に設定した。ほかについては特歩国際(
01368)、申洲国際集団(
02313)、滔搏国際(
06110)の順に選好するとした。各銘柄の投資判断と目標株価は次の通り。
※銘柄名、投資判断、目標株価(HKドル)
■安踏体育用品(
02020)、アウトパフォーム、111→120
■李寧(
02331)、アウトパフォーム、83→90
■特歩国際(
01368)、アウトパフォーム、15→16.9
■申洲国際集団(
02313)、アウトパフォーム、136→113
■滔搏国際(
06110)、中立、5.9→7.3