2022-07-04 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】反発か、米長期金利の低下と米株高が材料
連休明け4日の香港市場は、前週末の米株式相場が上昇した流れを引き継いで反発か。1日の米債券市場で米10年債利回りが前日の2.97%台から2.88%台に低下したことを受け、香港市場でハイテク・グロース株を中心に買いが先行するだろう。景気減速により米連邦準備制度理事会(FRB)がいずれ利上げを中止するとの見方も支援材料。休場前6月30日のハンセン指数は続落して心理的節目の22000ポイントを割り込んでおり、いったん買い戻すの動きが広がると予想する。
1日のNY株式相場はダウ平均が反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は5営業日ぶりに反発した。下半期の株価上昇期待などで取引終盤にかけて買いが優勢となった。4日は独立記念日の祝日で米株式市場は休場となる。3連休を控えて買い戻しの動きが強まった。