2022-06-29 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反落、3400ポイント割れ 自動車株安い
29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.77%安の3383.05ポイントだった。深セン成分指数は1.16%安の12831.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で8407億9100万元だった。
上海総合指数は、序盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、その後はマイナス圏で軟調に推移した。前日の米株安が嫌気されたほか、指数は前日まで4日続伸し、3月4日以来、およそ4カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。指数は前日に回復した心理的節目の3400ポイントを下回って前場の取引を終えた。セクター別では、自動車、風力発電設備、電機がほぼ全面安だった。半面、不動産サービスが全面高。不動産開発や医療サービスも買われた。
上海B株指数は0.73%安の307.63ポイント、深センB株指数は1.08%安の1197.92ポイントだった。