29日の香港市場で、ハンセン指数は反落して始まった。前日までの4営業日に1400ポイント超上昇し、終値ベースで4月4日以来の高値圏にあるだけに、利益をいったん確定する売りが先行。28日の米株式相場の下落も相場も投資家心理を悪化させた。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比1.34%安の22117.53ポイントで推移。個別では、ネット株のネットイース(
09999)、アリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)、テンセント(
00700)が下落し、相場の重荷となっている。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、電動工具メーカーの創科実業(
00669)も安い。半面、アジア保険会社のAIAグループ(
01299)、中国石油大手のペトロチャイナ(
00857)、香港不動産株の長江実業集団(
01113)が買われている。