モルガン・スタンレーは最新リポートで、6月1日から自動車購入税の減免措置が始まったことで、自動車販売は6月も回復が続くと予想。これまで抑えられていた需要や地方政府が追加で補助金の支給を打ち出していることもあり、6月の自動車販売は安定したパフォーマンスが期待できるとした。『AAストックス』が22日伝えた。

　一方、モルスタはロックダウン（都市封鎖）期間中のアフターサービス収入の損失などを考慮し、中升集団（00881）と中国永達汽車服（03669）、中国美東汽車（01268）の2022年の利益予想を下方修正したほか、今年下期に前倒しで購入が増えると予想し、2023−24年の利益予想を下方修正した。目標株価については、中升集団を85HKドルから80HKドルに、中国永達汽車服を15.5HKドルから12HKドルに、中国美東汽車を56HKドルから36HKドルにそれぞれ引き下げた。

　日本時間午後2時35分現在、関連銘柄の株価は以下の通り。

■中升集団（00881）：55.22HKドル（前日比3.83％安）
■中国永達汽車服（03669）：7.87HKドル（同1.62％安）
■中国美東汽車（01268）：24.50HKドル（同4.67％安）