HSBCグローバルリサーチは最新リポートで、電動工具の世界大手、創科実業(
00669)の投資判断を「買い」に維持する一方、目標株価を151HKドルから117HKドルに引き下げた。米国のインフレ高進でDIY工具の需要が低迷すると見込み、2022年の増収率予想をこれまでの14.9%から12.1%に下方修正した。『AAストックス』が17日伝えた。
HSBCは、天候などの要因もあり、上期の屋外設備需要は予想を下回っていると指摘。ただ、下期はこれまでの反動などで専門工具の需要は堅調に推移すると予想した。また、商業・工業建築の需要に変化はないとし、「Milwaukee」の販売が2022年に前年比で20%増加するとみている。
創科実業の株価は日本時間午後4時50分現在、前日比3.62%安の82.55HKドルで推移している。