2022-06-06 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、3200ポイントを回復 バッテリー関連が高い
連休明け6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比1.05%高の3228.93ポイントだった。深セン成分指数は2.52%高の11921.50ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6955億1600万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、ほどなくして上向きに転じた。心理的節目の3200ポイントを回復し、さらに上げ幅を拡大した。中国国内で新型コロナウイルスの感染者数が減少する中、景気の回復や、中国当局の経済対策に対する期待が買いを支えた。バイデン米政権がトランプ前政権時代に実施された中国からの輸入品に対する追加関税の一部撤廃について検討しているとの報道も好感されたもよう。
セクター別では、バッテリー素材、バッテリー、太陽光発電設備、半導体が高い。半面、自動車サービス、造船、海運・港湾運営がさえない。
上海B株指数は1.33%高の302.91ポイント、深センB株指数は0.43%高の1119.69ポイント。