2022-05-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、LPR引き下げを好感 素材セクターに買い
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比1.11%高の3131.40ポイントだった。深セン成分指数も1.33%高の11400.08ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5666億2800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いて朝方に上げ幅を広げ、上昇率1%超の水準で前場の取引を終えた。中国政府が今年の経済成長を下支えする施策を打ち出すとの期待から買いが優勢となった。中国人民銀行(中央銀行)が寄り付き前に発表した5月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)で、5年以上物を前月比0.15%低い4.45%に下げたことが好感された。
セクター別では石炭、非鉄金属、酒造、物流が上昇した半面、不動産、半導体、教育が下落した。
上海B株指数は1.13%高の300.43ポイントと6営業日続伸。深センB株指数は1.40%高の1077.23ポイントと4日続伸した。