2022-05-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、方向感欠く 酒造株や半導体株買われる
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続伸。前場終値は前日比0.17%高の3063.78ポイントだった。深セン成分指数は0.33%高の11146.03ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4988億6300万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合い、方向感を欠く値動きとなった。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒感を背景に前日のNY市場が下落したことが嫌気されたが、中国政府による景気対策期待は根強く、買いが広がった。指数は前引け間際にプラス圏に浮上して前場の取引を終えた。セクター別では、酒造、宝飾、半導体などが買われた半面、石炭、航空・空港運営、不動産サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.39%安の288.38ポイント、深センB株指数は0.36%安の1038.38ポイントだった。