2022-01-17 |
香港/企業動向/建設・プラント |
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中国海螺創業、四川省楽山市に電池負極材料の製造拠点を建設へ
環境装置の大手工事会社、中国海螺創業(
00586)は16日、四川省楽山市に車載電池の負極材料の製造拠点を建設する計画を明らかにした。同社と楽山市政府、楽山高新技術産業開発区管理委員会、同市を拠点に特殊ケーブルを手掛ける尚緯股フン有限公司が投資契約を結んだ。中国海螺創業と尚緯の共同出資会社が負極材料の研究開発と生産、販売を担う計画。年産能力は20万トンを目指すが、うち第1期は4万トンの予定。
共同出資会社の登録資本は5億元。出資比率は中国海螺創業が51%、尚緯が49%。中国海螺創業は安徽省蕪湖市でリン酸鉄リチウム正極材料の製造プロジェクトを進めており、中国の国家政策の下で高い成長が期待できる新エネルギー産業の関連事業を拡大していく。
中国海螺創業の株価は日本時間午後4時53分現在、前営業日比0.53%安の37.70HKドルで推移している。