2022-01-17 |
香港/企業動向/輸送用機器 |
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シンガマス・コンテナが急騰、21年12月本決算は純利益39倍超の見通し
週明け17日の香港市場で、コンテナ製造大手、シンガマス・コンテナ(
00716)が急騰。株価は日本時間午前11時53分現在、前営業日比17.82%高の1.19HKドルで推移している。
シンガマス・コンテナは17日朝方、2021年12月本決算で純利益が少なくとも1億8000万米ドルに上る見通しを明らかにした。前年の純利益は460万米ドルだったことから、39倍超に急拡大する計算となる。大幅増益の理由として、世界的なサプライチェーンの混乱により、コンテナ需要が拡大し、ドライコンテナの平均販売価格が上昇したことを挙げている。販売量と粗利益率が大きく上向き、業績が改善した。また、実質支配株主であるシンガポール企業、PILに対する売掛金を全額回収したことで、利益が2600万米ドル押し上げられる見通し。