2022-01-12 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、大型ネット株と医薬品関連に買い
12日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日の米株高の流れを引き継ぎ、始値で心理的節目の24000ポイントを超えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が11日の再任指名公聴会でおこなった証言が想定の範囲内と受け止められ、金融引き締めへの過度な警戒感が和らいだ。
指数は日本時間午前10時50分現在、前日比1.65%高の24129.98ポイントで推移している。個別では、中国インターネット・プラットフォーム企業のJDドットコム(
09618)、アリババ集団(
09988)、美団(
03690)、テンセント(
00700)が買われている。医薬品関連の薬明生物技術(
02269)、阿里健康(
00241)は大幅高。前日大引け後に配当などの経営戦略を発表したCNOOC(
00883)も高い。半面、豚肉大手の万洲国際(
00288)、中国政府系不動産デベロッパーの中国海外発展(
00688)が下げている。