2022-01-10 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に下げ、米ハイテク株安を嫌気
週明け10日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた直後、下げに転じた。前週末の米株式市場で米長期金利が上昇し、ハイテク・グロース株が下げた流れを引き継いだ。もっとも、中国政府による景気下支え策への期待は根強く、下値を売り込む動きは限られている。
指数は日本時間午前10時42分現在、前営業日比0.15%安の23457.53ポイントで推移している。個別では、自動車株の吉利汽車(
00175)とBYD(
01211)が続落。ハイテク株の美団(
03690)、アリババ集団(
09988)、舜宇光学科技(
02382)も安い。中国人寿保険(
02628)は、同社会長が「厳重な規律違反の疑い」で中国当局の調査を受けていることが売り材料となった。一方、長期金利の上昇で利ざやが改善するとの見方からHSBC(
00005)が買われている。不動産開発の龍湖集団(
00960)や中国海外発展(
00688)、碧桂園(
02007)の上昇も目立つ。