2021-12-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、朝高後マイナス圏 電力株や石炭株売られる
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.16%安の3610.32ポイントだった。深セン成分指数は0.10%高の14730.75ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6071億2000万元だった。
上海総合指数は高く始まった後、ほどなくマイナス圏に沈み、軟調に推移した。前日の米株高が好感される一方、新型コロナウイルスの国内感染者数が増加していることや、新疆ウイグル自治区の人権問題を巡る米中関係の悪化などが警戒された。セクター別では、電力、石炭、ガスなどが売られたほか、前日高かった漢方薬も利益確定の売りに押された。半面、コンピュータ、ソフトウエア、インターネットサービスなどが買われた。
上海B株指数は0.07%安の283.27ポイント、深センB株指数は0.07%高の1171.83ポイントだった。