2021-12-09 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:3日続伸、節目の24000ポイント回復で2週ぶり高値
9日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。終値は前日比1.08%高の24254.86ポイントだった。中国企業指数は1.58%高の8657.77ポイント。メインボードの売買代金は概算で1251億8000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の24000ポイントを回復し、終日プラス圏で推移した。前日の米株高やきょうの中国本土市場の上昇が好感されたほか、中国政府が景気を下支えするために対策を打ち出すとの期待感から買いが広がった。米下院で中国・新疆ウイグル自治区からの物品輸入を禁止する法案が可決されたことを受け、米中関係の悪化などが警戒されて相場の重しとなったが、指数は結局、11月25日以来、2週間ぶり高値できょうの取引を終えた。
ハンセン指数構成銘柄では、阿里健康(
00241)や石薬集団(
01093)、碧桂園服務(
06098)などの上昇が目立ったほか、テンセント(
00700)や美団(
03690)も買われた。半面、電能実業(
00006)やHSBC(
00005)がさえなかった。
この他では、華電国際電力(
01071)や龍源電力(
00916)、華能国際電力(
00902)など電力株の上昇が目立ったほか、前日のNY市場で米アップルの株価が最高値を更新したことを受け、Qテクノロジー(
01478)や高偉電子(
01415)など関連銘柄も買われた。