2021-12-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米雇用統計前に様子見ムード IT関連安い
3日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米証券取引委員会(SEC)が2日、外国企業に米当局の会計監査受け入れなどを求める修正案を発表したことを受け、米国での上場廃止リスクを嫌気し、関連銘柄が売られて相場の重しとなっている。また、今晩発表の米雇用統計を前に様子見ムードも広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.87%安の23582.10ポイントで推移している。個別では、美団(
03690)やアリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)などIT関連が売られているほか、碧桂園(
02007)や万洲国際(
00288)の下落も目立つ。半面、創科実業(
00669)やHSBC(
00005)が買われている。