2021-12-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:おおむね横ばい、方向感乏しく 教育関連などに買い
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数はおおむね横ばい。前場終値は前日比0.14ポイント高の3577.03ポイントだった。深セン成分指数は0.20%安の14765.15ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7237億2800万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の値動きが続いた。新型コロナ変異ウイルス「オミクロン株」の感染拡大が世界経済に及ぼす影響を巡る不透明感が重荷となる半面、中国当局の政策支援への期待が相場を支えているもよう。
セクター別では、中国当局による職業教育への政策支援を好感して教育関連が上昇したほか、自動車、セメント・建材、証券が高い。半面、素材、風力発電設備、太陽光発電設備、送電網設備が下げた。
上海B株指数は0.37%高の282.78ポイント、深センB株指数は0.07%安の1179.62ポイント。