週明け29日の香港市場で、外食チェーン大手、カフェ・ド・コラル(
00341)が安い。株価は一時、前営業日比4.5%安の13.66HKドルまで下落し、1カ月超ぶりの安値を付けた。日本時間午後3時48分現在、1.40%安の14.10HKドルで推移している。
『香港経済日報』によれば、香港政府は新型コロナウイルスのワクチン接種率を引き上げるために、対策を検討しているようだ。実施されれば、香港では店内飲食にワクチン接種が必須条件となる見通し。「ワクチンパスポート」の導入も検討されており、外食産業の関係者によれば、ワクチン未接種者の店内飲食が一律に認められなかった場合、売上高は20−30%減少する可能性もあるとみている。