2021-11-29 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続落、電池株や電機株買われて下げ幅縮小
週明け29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続落。前場終値は前営業日比0.04%安の3562.70ポイントだった。深セン成分指数は0.28%高の14817.84ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7064億4100万元だった。
上海総合指数は安く始まったものの、前週末終値付近まで戻して前場の取引を終えた。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認され、世界経済の先行きに不透明感が強まり、相場の重しとなった。また、中国当局によるネット企業への規制強化や米中関係の悪化なども警戒された。一方、中国の10月の工業企業利益が24.6%増と好調だったことが好感された。セクター別では、航空・空港運営、観光・ホテル、宝飾が全面安となったほか、石油や採掘も売られた。半面、電池、電機、太陽光発電設備などが買われた。
上海B株指数は0.12%安の280.67ポイント、深センB株指数は0.53%安の1168.43ポイントだった。