中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)がインドネシアの宅配大手、J&Tエクスプレスに出資したようだ。J&Tエクスプレスは今回、上場前の資金調達ラウンドでテンセントやSIGアジアインベストメント、セコイア・キャピタルのほか、既存株主の博裕資本、ヒルハウス・キャピタル・グループから計25億米ドルを調達。完了後、企業価値は200億米ドルに達した。『AAストックス』が外電を引用して伝えた。
J&Tエクスプレスは香港での新規株式公開(IPO)を通じ10億米ドルの調達を計画しており、すでにバンク・オブ・アメリカや中国国際金融(
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601995)、モルガン・スタンレーを招請している。今回調達した資金は香港上場に向けた準備のほか、中国や中南米での事業拡大に充当する計画。
テンセントの株価は日本時間午後3時28分現在、前日比1.14%高の477.60HKドルで推移している。