2021-11-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、プラス圏で堅調に推移 バッテリー素材関連買われる
週明け22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前営業日比0.65%高の3583.37ポイントだった。深セン成分指数は1.16%高の14923.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7900億5400万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏で堅調に推移した。欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大が警戒されたが、中国経済の回復が好感されたほか、政策期待も広がり、相場を支えた。中国の全国銀行間同業折借中心が22日に発表した11月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.85%、5年以上物は4.65%となり、ともに2020年5月から19カ月連続の据え置きとなった。セクター別では、バッテリー素材が全面高となったほか、自動車、電子部品なども買われた。半面、観光・ホテル、風力発電設備、不動産などが売られた。
上海B株指数は1.20%高の284.04ポイント、深センB株指数は0.50%高の1170.37ポイントだった。