JPモルガンは最新リポートで、携帯電話の基地局運営会社、中国鉄塔(
00788)の投資判断を「中立」、目標株価を1.2HKドルに設定した。2021年7−9月期の業績が安定しており、売上高が予想と一致した半面、純利益に対しては失望感もあるとした。『AAストックス』が20日伝えた。
5G基地局の整備の加速を受けて中国鉄塔の売上高の伸びは回復したものの、事業の「二翼」と位置付ける業際アプリケーション情報(TSSAI)部門とエネルギー部門の成長が減速したと指摘した。利益予想が下方修正される可能性もあり、短期的には株価支援材料に乏しいとした。
中国鉄塔の株価は日本時間午後4時35分現在、前日比変わらずの1.05HKドルで推移している。