中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車(
09868)の何小鵬会長は業界サミットで、2025年の中国の新車販売台数に占める新エネルギー自動車の比率が35%以上に達するとの予想を示した。『信報』が20日伝えた。
何会長は、2021年の新エネ車の販売台数が同社の当初予想をやや上回るとの見方を示した。ハイブリット車と小型EVの販売台数の急増は「予想外」とした。現在の状況を踏まえ、25年に新エネ車の普及率が一層上昇すると見込む。一方、自動車用半導体の不足が深刻化していることについて、向こう12月にわたり供給のひっ迫が続くものの、状況は次第に改善するとした。
中国汽車工業協会(CAAM)の発表によると、21年1−9月の新エネ車の販売台数は国内の新車販売全体の11.6%だった。