2021-10-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、安寄り後にプラス圏、景気対策への期待高まる
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.70%高の3593.23ポイントだった。深セン成分指数は0.93%高の14482.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6251億9000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に切り返し、もみ合いながら上げ幅を拡大した。前日に発表された7−9月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の予想下振れを受け、中国当局による景気対策に対する期待が高まり、買いを支えた。セクター別では、保険が全面高。農業、石炭、酒造も買われた。半面、国内の複数の省・自治区で新型コロナウイルスの市中感染が確認されたことを嫌気して航空・空港運営、観光・ホテルが下げた。
上海B株指数は0.25%高の279.96ポイント、深センB株指数は0.72%高の1176.60ポイントだった。