2021-10-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、 景気刺激策や決算発表への期待買い
19日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日に中国の国家統計局が発表した7−9月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の予想下振れを受け、中国政府が景気刺激策を打ち出すとの期待から前日に続いて買いが入っているもよう。四半期決算や業績発表を手掛かりとする個別銘柄の買いもみられる。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.35%高の25498.18ポイントで推移。個別では、ニット衣料中国最大手の申洲国際集団(
02313)が高い。電動工具世界大手の創科実業(
00669)やガラスメーカーの信義ガラス(
00868)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)なども買われている。半面、スポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)が安い。火鍋料理チェーンの海底撈国際(
06862)のほか、中国不動産株の龍湖集団(
00960)や華潤置地(
01109)などもさえない。