中国のネット通販最大手、アリババ集団(
09988)の創業者、馬雲氏は2020年10月に中国の規制当局を批判して以来、公の場に姿を現していなかったが、現在は香港に滞在し、数人のビジネス関係者と面会していたもようだ。『信報』が外電を引用して13日伝えた。
アリババ集団はこの報道に対してコメントを控えている。
馬氏の批判的な発言後、アリババ集団の関連会社であるアント・グループは上場計画を差し止められた。その後、馬氏は世間の目から姿を消し、外界からの馬氏に関する報道はほとんどなくなっていた。
中国メディアは、馬氏がアリババ集団の本社がある杭州市に滞在していたと報じた。馬氏が9月1日のイベントに参加したと中国メディアが前回報じた時は、馬氏が農村の温室を訪問したことに関するものだった。一方、同社は翌日、中国政府が主導する共同富裕計画を推進するために1000億元を投資した。