ネット関連サービス企業の恒騰網絡(
00136)は1日、同社株7%を大株主の中国恒大集団(
03333)がテンセント(
00700)に譲渡すると発表した。1株あたり譲渡価格を3.20HKドル、譲渡総額を20億6900万HKドルとする契約を7月30日に結んだ。中国恒大集団は別の買い手に恒騰網絡株4%を譲渡する契約も締結しており、1株あたり譲渡価格は3.20HKドル、譲渡総額は11億8200万HKドルとなる。
現時点でテンセントの持ち株比率は16.9%。譲渡完了後、テンセントと別の買い手の持ち株比率はそれぞれ23.9%、4%となる。一方、中国恒大集団の持ち株比率は37.55%から26.55%に低下する。同時に、中国恒大集団は恒騰網絡に事業資金として20億7000万HKドルを無利子・無担保で融資することで合意した。償還期間は5年。
恒騰網絡は7月29日から株式取引を停止していたが、8月2日の現地時間午前9時に取引を再開する。