2021-06-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発も材料乏しく上値は重い
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶり反発。前場終値は前日比0.24%高の3581.72ポイントだった。深セン成分指数は0.82%高の15122.55ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5784億6300万元だった。
上海総合指数はほぼプラス圏で推移した。寄り付き前に発表された6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.9と市場コンセンサス予想(50.8)を小幅に上回ったことが好感された。ただ、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、米雇用統計の発表を週末に控えて様子見ムードも広がり、前日終値付近まで戻す場面もみられた。セクター別では、電子部品、医薬、酒造などが買われた半面、製紙、電力、観光・ホテルなどが売られた。
上海B株指数は0.46%高の255.25ポイント、深センB株指数は0.39%高の1191.43ポイントだった。