22日の香港市場で石油株が高い。日本時間午後0時36分現在、ペトロチャイナ(
00857)は前日比6.43%高の3.64HKドル、シノペック(
00386)は同4.81%高の4.14HKドル、CNOOC(
00883)は2.88%高の8.92HKドルで推移している。原油相場の上昇が材料視されている。
イラン大統領選で対米強硬派のライシ師が選出されたこと受けて、イラン核合意再建を巡る米国との交渉が難航し、イラン産原油の供給が遅れるとの見方から、足元で原油相場の上昇が続いている。22日のブレント原油先物価格は1バレル当たり75米ドルを突破し、2019年4月以来の高水準となった。また、WTI先物は1バレル当たり73米ドルを超え、18年10月以来の高値を更新した。