2021-06-22 |
香港/企業動向/医薬・バイオ |
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無錫薬明康徳新薬開発、出資先のAmbrxがナスダック上場
新薬開発の受託会社、無錫薬明康徳新薬開発(
02359/
603259)は21日大引け後、出資先の米バイオ医薬品開発会社、Ambrx Biopharma(AMAM)が18日に米ナスダックで上場したと発表した。無錫薬明康徳新薬開発は全額出資2社を通じ、新規株式公開(IPO)完了時点でAmbrxの普通株を2900万株(発行済み株式の11.1%)保有している。
無錫薬明康徳新薬開発は中国会計基準に従い、Ambrxの出資持ち分を公正価値が変動する「その他非流動金融資産」として計上する。Ambrx上場前の簿価は4600万米ドル(2億9800万元。Ambrxの18日終値に基づき、ロックアップ期間の流動性ディスカウントを考慮して計算すると上場後の公正価値は6300万米ドル(4億400万元)で、公正価値の変動に伴う無錫薬明康徳新薬開発の収益は1億600万元となる。