BofAセキュリティーズ(BofAS)は最新リポートで、中国の油田サービス最大手、中海油田服務(
02883)の投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」、目標株価をこれまでの12.8HKドルから6.2HKドルにそれぞれ引き下げた。2021年4−6月期の税引き後利益が前年同期比で横ばいの5億−6億元の範囲になると予想しているが、予想を下回る可能性があることを織り込んだ。『AAストックス』が10日伝えた。
BofASは同系列で顧客のCNOOC(
00883)の価格モデルが石油価格から切り離されているため、収益性の可視性が低下していると指摘。また、世界的なカーボン・ニュートラル政策を受けて、1日あたり掘削量と海外での作業量の見通しが厳しい状況にあるとした。
中海油田服務の株価は日本時間午後0時40分現在、前日比4.19%安の7.31HKドルで推移している。