2021-06-09 |
香港/投資判断/サービス |
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マカオカジノセクターの割安感を指摘 サンズ・チャイナなど選好=UBS
UBSは最新リポートで、マカオの6月第1週のカジノ収入は1日当たり2億2500万パタカとなり、4月と5月の1日当たりカジノ収入(それぞれ2億8000万パタカ、3億3700万パタカ)を20%、33%下回ったと指摘。隣接する広東省で新型コロナウイルス変異株の感染が拡大していることを受け、マカオを訪れる観光客も1日当たり2万人と前週に比べ23%減少しており、短期的には現在のような状況が続くと予想した。『経済通』が8日伝えた。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限措置の影響で、6月と夏休みのカジノ収入は下押しが見込まれるものの、カジノ関連銘柄の株価は割安な水準にあるとし、セクター全体に対してポジティブな見方を示した。個別では、サンズ・チャイナ(
01928)、ウィン・マカオ(
01128)、メルコ・インターナショナル(
00200)などを選好している。
日本時間午前11時48分現在、関連銘柄の株価は以下の通り。
■サンズ・チャイナ(
01928):34.15HKドル(前日比0.89%高)
■ウィン・マカオ(
01128):13.12HKドル(同0.61%高)
■メルコ・インターナショナル(
00200):14.18HKドル(同1.00%高)