2021-04-30 |
香港/企業動向/家電 |
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海爾智家、21年6月中間決算で純利益が大幅変動の見通し
世界最大の白物家電メーカー、海爾智家(
06690/
600690)は29日大引け後、2020年12月に子会社の海爾電器(
01169)を非公開化したことから、2021年中間決算の純利益が前年同期比で大幅に変動する見通しを発表した。海爾智家は新たにH株を発行して自社で保有していなかった海爾電器株と交換し、香港市場に重複上場すると同時に海爾電器の香港上場を廃止した。これにより、従来は少数株主利益に計上されていた海爾電器の利益貢献が海爾智家の純利益となる。
海爾智家の2020年6月中間決算の純利益は前年同期比45.0%減の27億8100万元だった。2021年1−3月期決算では、純利益が前年同期比185.3%増の30億5500万元となった。