中国スマートフォン大手の小米集団(
01810)は人工知能(AI)・自動運転車用半導体を製造する黒芝麻智能科技(ブラック・セサミ・テクノロジーズ)への出資を検討しているようだ。消息筋によると、黒芝麻智能科技が15億元(2億3100万米ドル)の調達を計画しているラウンドに参加するもよう。黒芝麻智能科技の評価額は最大15億米ドルの見通し。同社は上海のハイテク新興企業向け市場「科創板」での上場に向け、早ければ来年の新規株式公開(IPO)を目指している。『経済通』が23日、外電を引用する形で伝えた。
前回のラウンドにはテンセント(
00700)が参加していた。黒芝麻智能科技と小米集団、テンセントの広報はいずれもコメントを控えている。
黒芝麻智能科技は2016年に設立され、同社公式サイトによればロバート・ボッシュや上海汽車集団(
600104)、BYD(
01211/
002594)などを顧客としている。
小米集団の株価は日本時間午後3時33分現在、前日比1.70%高の26.90HKドルで推移している。