2021-04-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、ワクチン接種の普及に期待
23日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。新型コロナウイルス変異株の感染が拡大すれば世界景気の回復が遅れるとの警戒感がくすぶるものの、ワクチン接種の普及に伴う経済活性化への期待は根強い。前日のNY株式相場はバイデン米政権によるキャピタルゲイン課税が嫌気されて反落したが、香港市場では材料視されていないもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.75%高の28970.66ポイントで推移している。個別では、四半期決算を発表した中国平安保険(
02318)が高い。外食大手の海底撈国際(
06862)やビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)、医薬品株の薬明生物技術(
02269)と石薬集団(
01093)も買われている。半面、不動産株の華潤置地(
01109)と新鴻基地産(
00016)、食品・飲料株の中国蒙牛乳業(
02319)が売られている。