2021-04-16 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、3400ポイント回復も上値重い
16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.46%高の3414.74ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の13672.76ポイントと小幅に続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4180億5300万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3400ポイントに乗せて寄り付いた後、おおむねプラス圏でもみ合った。前日の米株高や、日本時間の午前11時に発表された2021年1−3月期の中国実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比18.3%増加したことを好感し、総じて買いが優勢。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大でマイナス成長に陥った前年同期からGDPが大幅に回復することは事前に織り込まれており、成長率が市場予想の19%に及ばなかったこともあり、上値は重かった。
セクター別では、酒造、石炭、文化・教育・娯楽が高い。半面、航空機製造・宇宙関連が軟調。
上海B株指数は0.33%高の246.87ポイント、深センB株指数は0.97%高の1141.86ポイントだった。