2021-04-01 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、プラス圏でもみ合う ハイテク・グロース株に買い
1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.13%高の28699.85ポイントだった。中国企業指数は1.37%高の11122.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で894億5000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。米長期金利の上昇一服を受けて米ナスダック総合指数が上昇した流れを引き継ぎ、ハイテク・グロース株が買われ、相場を押し上げた。ただ、あすから始まる5連休を前に一段と買い上がる勢いは限られ、28700ポイント付近では伸び悩んでいる。
個別では、ネット関連株の美団(
03690)、テンセント(
00700)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が高い。前日に急落した豚肉大手の万洲国際(
00288)が反発した。半面、本土不動産デベロッパーの龍湖集団(
00960)、華潤置地(
01109)が続落したほか、中銀香港(
02388)、HSBC(
00005)、中国工商銀行(
01398)など金融株の一角が売られ、相場の重荷となった。