JPモルガンは最新リポートで、申洲国際集団(
02313)の目標株価をこれまでの170HKドルから177HKドルに引き上げた。投資判断は「オーバーウエート」を維持。2020年業績が堅調だったとし、ポジティブな見方を継続した。業界が低迷する中で執行力の高さが証明されたと指摘。21年に生産能力が15%拡大し、利益成長をけん引するとの見方を示した。『AAストックス』が30日伝えた。
長期的には、国内外での生産能力の拡大や経営環境の改善を受けて、垂直統合型の生産モデルや高いイノベーション力、生産のオートメーション化を強みに市場シェアが拡大すると予想。21年売上高は19%増と見込み、2021―22年予想EPSを4%、5%上方修正した。
申洲国際集団の株価は日本時間午後3時49分現在、前日比7.93%高の156.50HKドルで推移している。