2021-03-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、買い戻しも上値重い
週明け1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.52%高の3527.30ポイントだった。深セン成分指数は1.60%高の14740.23ポイントと6営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5408億6400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。前週末に2%超下げ、約3週ぶり安値を付けた後とあって、買い戻しが優勢。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を3月5日に控え、政策期待も地合いを支えた。ただ、3540ポイント付近で伸び悩むと、上値の重さが意識され、前場後半は上げ幅を縮めた。
セクター別では、化学繊維、製紙、ホテル・観光が高い。半面、証券、保険、銀行が売られ、相場の重荷となった。
上海B株指数は0.67%高の245.02ポイント、深センB株指数は0.27%高の1103.14ポイントだった。