週明け1日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末のハンセン指数は2月1日以来ほぼ1カ月ぶりの安値圏で引けただけに、自律的な反発を見込む買いが先行。前週末の米市場で長期金利の上昇が一服し、ハイテク株が上昇した流れを引き継いだ。
指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比1.17%高の29319.03ポイントで推移している。個別では、ハイテク株の美団(
03690)とテンセント(
00700)、舜宇光学科技(
02382)、保険株のAIAグループ(
01299)が買われ、相場の上昇を主導。バイオ医薬品の薬明生物技術(
02269)、スポーツ用品の安踏体育用品(
02020)が急反発した。一方、英金融大手のHSBC(
00005)が大幅に続落している。石油株のCNOOC(
00883)も下落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)が2月26日、CNOOCの米国預託株式(ADS)の上場廃止手続きに入ることを決めたと発表し、嫌気された。