2021-02-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、米国やアジア市場の急落を嫌気
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.84%安の3519.09ポイントだった。深セン成分指数も1.98%安の14534.60ポイントと5日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5639億7700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いき、終始マイナス圏でもみあった。米長期金利の上昇を警戒して前日の米株式市場や、今朝のアジア市場がそろって急落したことが嫌気された。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕を前に政策期待が相場を支え、中盤には下落率を1%以内に縮小する場面もあったが、その後は再びじりじりと下げ幅を拡大。
個別では、石炭、貴金属、非鉄金属が安い。保険、港湾・水運が軒並み売られた。半面、環境関連、通信が逆行高を演じた。
上海B株指数は1.67%安の241.83ポイント、深センB株指数は0.64%安の1099.65ポイントだった。