2021-02-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反発、観光・化学繊維関連買われる
週明け8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.06%高の3533.38ポイントだった。深セン成分指数も1.67%高の15258.30ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5252億7200万元だった。
上海総合指数は、序盤は節目の3500ポイントを挟んでもみ合ったが、その後は堅調に上げ幅を拡大した。前週末の米株高が好感されたほか、流動性への懸念が後退し、投資家心理が改善。買いが広がった。セクター別では、今週後半から始まる春節(旧正月)の大型連休を前に観光が買われたほか、化学繊維、貴金属なども高い。半面、前週末に買われた銀行が利益確定の売りに押されたほか、酒造、保険も売られた。
上海B株指数は1.10%高の239.50ポイント、深センB株指数は1.11%高の1084.41ポイントだった。