2021-02-03 |
中国/マーケット/金融 |
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本土寄り付き:反落スタート、金融政策スタンスの変化を懸念
3日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日は中国人民銀行(中央銀行)による公開市場操作(オペ)が連日で供給超過となったことで、資金ひっ迫懸念が後退したものの、中国景気の回復に伴いインフレ率が上昇すれば、金融政策スタンスが中立に傾くとの懸念が根強い。もっとも、心理的節目の3500ポイントに近い水準では下げ渋っている。
指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.36%安の3520.86ポイントで推移。セクター別では、化学肥料や農林水産、石油が上げる半面、貴金属、保険、通信、ソフトウエアが下げている。