2021-01-18 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日ぶり反発、安寄り後に切り返す 中国GDPを好感
週明け18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.70%高の3591.33ポイントだった。深セン成分指数は1.31%高の15228.48ポイントと4営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6094億700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、日本時間午前11時に発表された20年10−12月期の中国実質国内総生産(GDP)を好感してプラス圏に切り返し、もみ合いながら上げ幅を拡大した。10−12月の中国GDPは前年同期比6.5%増となり、市場予想の6.1%を上回った。通期では2.3%増と主要国で唯一プラス成長を確保した。
セクター別では、化学繊維、肥料、航空・宇宙関連、製紙が高い。半面、保険がさえない。
上海B株指数は0.18%高の251.10ポイント、深センB株指数は0.44%高の1085.52ポイントだった。