2021-01-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、買い戻し先行も前引け前に失速
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.53%安の3546.96ポイントだった。深セン成分指数は1.47%安の14847.94ポイントと続落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6489億4900万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、おおむねプラス圏でもみ合った。前日まで続落した後とあって買い戻しが先行したものの、3590ポイントに近づく水準で伸び悩んだ。中国本土での新型コロナウイルスの感染拡大やトランプ米政権の対中制裁の拡大に対する懸念が重荷となり、前引け前に指数が失速し、安値で取引を終えた。
セクター別では、酒造、軍需関連、通信キャリア、鉄鋼が安い。半面、銀行、保険が全面高となり、相場を支えた。
上海B株指数は0.28%安の249.81ポイント、深センB株指数は0.91%安の1077.68ポイントだった。