2020-12-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、方向感欠く 酒造や食品・飲料株売られる
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.21%安の3375.21ポイントだった。深セン成分指数も0.33%安の13968.41ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5209億300万元だった。
上海総合指数は方向感に欠ける値動きとなった。新型コロナウイルスのワクチン開発や接種に向けた動きを好感し、指数はプラス圏で推移する場面も目立ったが、再びマイナス圏に沈むと、前引けにかけて下げ幅を拡大した。世界各地で新型コロナの感染拡大が続いていることが嫌気されたほか、米中対立の激化に対する警戒感が引き続き相場の重しとなった。セクター別では、酒造、食品・飲料、製紙などが売られた半面、航空・宇宙、造船、港湾などが買われた。
上海B株指数は0.41%安の237.91ポイント、深センB株指数は0.73%安の1064.40ポイントだった。