2020-12-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、経済活動正常化への期待や香港PMIを好感
3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.56%高の26682.1ポイントだった。中国企業指数は0.07%安の10566.52ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で711億5000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まった後、前場中盤以降に上げ幅を拡大した。新型コロナウイルスワクチンの実用化に向けた動きが伝わる中、経済活動の正常化への期待から買いが広がった。IHSマークイットが発表した2020年11月の香港の購買担当者景気指数(PMI)が50.1と10月の49.8から0.3ポイント上昇し、2018年3月以来の高水準となったことも投資家心理を強気に傾けたもよう。
個別では、時価総額の大きいHSBC(
00005)が買われて相場の上げを主導。モルガン・スタンレーが投資判断と目標株価を引き上げた九龍倉置業地産(
01997)とLink REIT(
00823)も高い。石薬集団(
01093)は5%超上昇した。前日大幅安だった小米集団(
01810)も反発した。半面、中国中信(
00267)が5%超下落。華潤置地(
01109)や新世界発展(
00017)の下落も目立った。